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「嚥下調整食学会分類2013」の新コード分類に対応 決定版 かむ・飲み込むが難しい人のごはん
食事がおいしくなると、生活の質(QOL)は大幅に向上します。夫婦で介護を行っている高齢者のご家庭に本書を贈ると、非常に喜ばれました。
施設に入居しているならともかく、嚥下障害のある高齢者を配偶者が介護しようとする場合、毎日の食事の準備が大変です。普通の食事をミキサーで処理し、ゲル化剤やトロミ剤を混ぜても美味しくない上、タンパク質強化の機能性食品ばかりでは飽きてしまいます。 この本は、冒頭で嚥下障害を正しく理解した上で、102種類のレシピを掲載しています。基本的にはムース料理ですが、簡単な日常料理から手間暇かけた肉料理(ステーキ風、すき焼き風など)まで幅広く紹介されています。特に、「肉ムースのカレー風」は嚥下調整食のようには見えません。 私自身も自治体主催の嚥下料理セミナーに参加しましたが、ムースの作り方にはコツがあることを実感しました。食事がおいしくなれば、生活の質(QOL)も格段に向上します。 高齢者である80代にとって、ネットで情報を集めることは億劫になってきます。夫婦介護の高齢者世帯にこの本を贈ったところ、大変喜ばれました。
anonymous
2023-11-27