ゲンコート(コートリルジェネリック)
ゲンコート(Genkort)は、副腎皮質ホルモン剤であり、有効成分としてヒドロコルチゾンを含んでいます。
この薬は抗炎症作用や抗アレルギー作用があり、さまざまな疾患に使用されることがあります。
詳細情報
- メーカー
- GEN ILAC VE SAGLIK URUNLERI SAN. ve TiC. A.S.
- 内容量
- 1箱60錠
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- トルコ
- 効果
- 1. 慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体性、医原性)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症 2. 関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む) 3. エリテマトーデス(全身性及び慢性円板状)、全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、強皮症 4. ネフローゼ及びネフローゼ症候群 5. 気管支喘息、薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病 6. 重症感染症(化学療法と併用する) 7. 溶血性貧血(免疫性又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血 8. 限局性腸炎、潰瘍性大腸炎 9. 重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む) 10. 慢性肝炎(活動型、急性再燃型、胆汁うっ滞型)(但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続する難治性のものに限る)、肝硬変(活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの) 11. サルコイドーシス(但し、両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く) 12. 肺結核(粟粒結核、重症結核に限る)(抗結核剤と併用する)、結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性腹膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性心のう炎(抗結核剤と併用する) 13. 脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)、末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)、筋強直症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、小舞踏病、顔面神経麻痺、脊髄蜘網膜炎 14. 悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、好酸性肉芽腫、乳癌の再発転移 15. 特発性低血糖症 16. 原因不明の発熱 17. 副腎摘除、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲 18. 蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む) 19. 卵管整形術後の癒着防止 20. ★湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)、★痒疹群(蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む)(重症例に限る)、蕁麻疹(慢性例を除く)(重症例に限る)、★乾癬及び類症[尋常性乾癬(重症例)、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、★掌蹠膿疱症(重症例に限る)、成年性浮腫性硬化症、紅斑症(★多形滲出性紅斑、結節性紅斑)(但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る)、ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群[開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病(眼症状のない場合)、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、★円形脱毛症(悪性型に限る)、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、★紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、顔面播種状粟粒狼瘡(重症例に限る)、アレルギー性血管炎及びその類症(急性痘瘡様苔癬状粃糠疹を含む) 21. 内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎) 22. 急性・慢性中耳炎、滲出性中耳炎・耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、進行性壊疽性鼻炎、食道の炎症(腐蝕性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法 23. 難治性口内炎及び舌炎(局所療法で治癒しないもの) ★印:外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること。 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 通常、成人にはヒドロコルチゾンとして1日10~120mg(1~12錠)を1~4回に分割して経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 注意事項
- 飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分の服用はしないでください。 ※2回分を一度に服用しないこと。 本剤は医師の指示どおりに服用してください。また自己判断で服用を中止したり加減したりしないでください。 本剤には併用してはいけない薬や併用に注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や新たに使用する場合は、必ず医師又は薬剤師に相談してください。 妊娠中・妊娠の可能性のある方・授乳中の方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。 感染症の方、糖尿病の方、骨粗鬆症の方、腎不全の方、うっ血性心不全の方、甲状腺機能低下のある方、肝硬変の方、脂肪肝の方、脂肪塞栓症の方、重症筋無力症の方、高齢の方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。 子供の手の届かないところに保管してください。 直射日光と湿気を避けて、室温(1~30℃)で保管してください。 連用後、投与を急に中止すると、離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行ってください。離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与又は増量してください。 水痘又は麻疹の既往や予防接種をしていない方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。 本剤の長期あるいは大量投与中の方、又は投与中止後6ヵ月以内の方は、生ワクチンを接種しないでください。 ■以下の方は本剤を使用しないでください。 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方 ■以下の方は原則として本剤を使用しないでください。特に必要な場合は主治医の判断の元で慎重に使用してください。 有効な抗菌剤の存在しない感染症,全身の真菌症の方 消化性潰瘍の方 精神病の方 結核性疾患の方 単純疱疹性角膜炎の方 後嚢白内障の方 緑内障の方 高血圧症の方 電解質異常のある方 血栓症の方 最近行った内臓の手術創のある方 急性心筋梗塞を起こした方
- 副作用
- 月経異常、消化器症状(下痢、悪心、胃痛、胸焼けなど)、精神症状(不眠、うつ状態、めまい、多幸感など)、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、野牛肩、脂肪肝、浮腫、血圧上昇、中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出、白血球増多、皮膚症状(ざ瘡、多毛、色素沈着、顔面紅斑、そう痒など)、過敏症状 感染症、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチー、緑内障、後嚢白内障、血栓症などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- Each Tablet Contains: Hydrocortisone 10mg, Lactose and Sodium Starch Glycolate. ヒドロコルチゾン 10mg/錠、乳糖、デンプングリコール酸ナトリウム
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