アゴプレックスは、うつ病の治療に用いられる薬で、アゴメラチンという有効成分を含んでいます。
この薬は気分の低下や憂鬱な気持ちを改善し、意欲を高めます。
うつ病の症状はセロトニンとメラトニンという神経伝達物質やホルモンと関係しており、アゴプレックスに含まれているアゴメラチンはこれらの働きを調整することで改善します。
アゴメラチンは英国で承認されたノルアドレナリン・ドパミン脱抑制薬（NDDI）に分類される新しいタイプのうつ病治療薬です。
NDDIとは新たな薬剤であり、従来のSSRIやSNRIに比べて革新的です。
この薬はメラトニン受容体を刺激し、珍しい効果を持っています。
そのため、副作用や離脱症状が少なく、ベンゾジアゼピンからの乗り換えを検討している人にとって、選択肢の一つとなるかもしれません。
特に睡眠問題の改善に有効です。
しかし、単純なメラトニン作用だけでは十分な抗うつ効果が得られなかったため、その効果を高めるために選択的セロトニン受容体阻害作用と組み合わせました。
これによって、2つの作用が相乗効果を発揮することが可能になりました。
また、この物質は2009年にEUで承認されたため、比較的新しい薬剤です。
評判通り穏やかな抗うつ作用があります。
ただし、眠気を感じるため、寝る前に飲むことが必要です。
また、やや鎮静作用もあるため、やる気が必要な場面では効果がイマイチかもしれません。
寝る前にアタラックス２錠を飲んでみましたが、普段は２錠では眠れないのです。
しかし、アゴプレックス１錠も一緒に飲んだことでよく眠ることができました。
ただ、夜中に目が覚めてしまうことはありましたが、またすぐに眠りにつけました。
これからもずっとこの方法を続けたいと思います。
