イトラキシル(イトリゾールジェネリック)
イトラコナゾールを含有するItraxyl(イトリゾールジェネリック)は、トリアゾール系の抗真菌薬です。
真菌感染症や白癬、カンジダなどに効果があります。
詳細情報
- メーカー
- Abdi Ibrahim ilac San ve Tic A.S.
- 内容量
- 1箱28カプセル
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- トルコ
- 効果
- ■適応菌種 皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属 ■適応症 内臓真菌症(深在性真菌症) 真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎 深在性皮膚真菌症 スポロトリコーシス、クロモミコーシス 表在性皮膚真菌症(爪白癬以外) 白癬 体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡 カンジダ症 口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症 癜風、マラセチア毛包炎 爪白癬 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 内臓真菌症(深在性真菌症) 通常、成人にはイトラコナゾールとして100~200mg(1~2カプセル)を1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合、1回200mg(2カプセル)を1日2回(1日用量400mg(4カプセル))食直後に経口投与する。 深在性皮膚真菌症 通常、成人にはイトラコナゾールとして100~200mg(1~2カプセル)を1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mg(2カプセル)とする。 表在性皮膚真菌症(爪白癬以外) 通常、成人にはイトラコナゾールとして50~100mg(0.5~1カプセル)を1日1回食直後に経口投与する。ただし、爪カンジダ症及びカンジダ性爪囲爪炎に対しては、100mg(1カプセル)を1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mg(2カプセル)とする。 爪白癬(パルス療法) 通常、成人にはイトラコナゾールとして1回200mg(2カプセル)を1日2回(1日量400mg(4カプセル))食直後に1週間経口投与し、その後3週間休薬する。これを1サイクルとし、3サイクル繰り返す。なお、必要に応じ適宜減量する。
- 注意事項
- 飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。 ※2回分を一度に服用しないこと。 本剤は食直後に服用してください。 妊娠中・妊娠の可能性のある方は、本剤を服用しないでください。 睡眠薬、片頭痛治療薬、抗精神病薬、抗不整脈薬、降圧薬、高脂血症治療薬、子宮収縮薬、抗血栓薬、肺動脈高血圧症、勃起不全治療薬をお飲みの方は、本剤を服用しないでください。 本剤は、酸性の飲料と一緒に服用しないでください。 ■以下の方は本剤を服用しないでください。 ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アスナプレビル、バニプレビル、スボレキサント、アリスキレン、ダビガトラン、リバーロキサバン、リオシグアトを投与中の方 肝臓又は腎臓に障害のある方で、コルヒチンを投与中の方 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方 重篤な肝疾患の現症、既往歴のある方 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
- 副作用
- 腹痛、嘔気、便秘、下痢、嘔吐、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁、肝機能異常、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、LDH増加、γ-GTP増加、Al-P増加、発疹、そう痒症、倦怠感、BUNの上昇、好酸球増多、白血球減少、血小板減少、浮腫、トリグリセライドの上昇 うっ血性心不全、肺水腫、肝障害、胆汁うっ滞、黄疸、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎、多形紅斑、ショック、アナフィラキシー、間質性肺炎などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- Itraconazole 100mg イトラコナゾール 100mg
レビュー
にっくん
顔の腫れや皮膚のはげ、酷いフケ、耳アカに悩んで皮膚科を受診しました。
癜風菌と診断されてからは塗り薬や薬剤入りシャンプーを使って治療してきましたが、効果があまり現れませんでした。
同じ症状が再発したため、前回処方された塗り薬とシャンプーを併用することにしました。
すると、約一週間で症状が改善しました。
以前水虫も治していた経験から、安心して使用することができました。
あっくんのママ
毛のう炎が長年の悩みです。
劇的な治癒は望めませんが、飲むか飲まないかで症状に大きな違いがあります。
1日2錠服用することで、かなり改善されます。
自分には合っているようです。
みみりん
毛儂炎で長年悩んだ私は、この薬を試すことにしました。
塗り薬の効果が日によって変わるため、かなり困惑していました。
しかし、この薬を飲み始めてから、症状がかなり収まってきたのです。
一応、3ヶ月ほど続けて試してみるつもりです。
マコサヨ
湯シャンを数年続けた結果、頭皮にフケや顔面、全身の脂漏性皮膚炎が起こりました。
以前は外用薬のニゾラールクリームを使っていましたが、全身に広がる症状だったので塗るのが面倒になり、内服薬に変えました。
私はイトラコナゾールを選びました。
この薬は抗菌スペクトルが広く、マラセチアにも効果があるうえ、ケトコナゾールより内臓への副作用が少ないという理由です。
28日間、1日に100mgのカプセルを飲んでいたところ、完治までもう一歩のところまで進んだ感じがしました。
頭皮のフケや皮膚の剥がれ(服の裏地に付く)も激減し、ほとんど消えましたが、完全にはなくなりませんでした。
私は都合により1ヶ月で内服を中止しましたが、もし2カプセル(200mg)を2ヶ月(56日分)飲めば完治すると思います(私の考えです)。
ただし、腎臓や肝臓への副作用の可能性もあるため、2ヶ月から4ヶ月程度で治療を終える方が良いと思います。
1日に100mgを2ヶ月飲んでも改善しない場合は、同じく2ヵ月間200mgを試し、それでも効果がなければ内服を中止して外用薬のニゾラールクリームに切り替えることをお勧めします。
内臓への副作用のリスクがあるため、半年以上飲み続けることは避けた方が良いでしょう。
現在はニゾラールクリームに切り替えましたが、皮膚科では1ヶ月分の処方が制限されているため、塗る範囲を限定して(最初は頭皮など)、医師の指示に従って2ヶ月間十分に使うと、外用薬でも確実に効果を感じられます。
どちらの方法でも、脂漏性皮膚炎完治に向けて一緒に頑張りましょう。
ちゃみ
このお薬を飲み始めて11ヶ月経ちますが、現在は1日1錠の服用です。
真菌に対しては手ごわく、中々完全に撃退することができません。
最近では、一時的ながらカンジダを殺す膣剤も併用しています。
また、真菌に効果のあるハーブも使い始めました。
食事にも気をつけていますが、それでも真菌は頑強ですね。
少しずつ治療を進めていく覚悟が必要だと思っています。
ただし、2錠服用すると腎臓に負担がかかるため、現在は地道に1錠を続けています。
もうしばらくこの方法で治療を続けます。
ゆーぼ
脂漏性皮膚炎を改善するために使用しています。
鼻や頬の炎症が慢性化し、少しでも効果があればと思いました。
使用中は多少炎症が収まるようですが、食生活や睡眠など他の生活習慣が悪いと効果を実感できません。
3ヶ月程使用した後、健康診断を受けた結果、肝機能障害の可能性が微量ありました。
基準値よりわずかに高かっただけです。
長期間服用することに懸念を抱いており、2ヶ月は休止し、その後再開するか検討します。
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