ヒューマログペン
ヒューマログペンは超速効型のインスリン製剤で、インスリン療法が必要な糖尿病患者に使用されます。
この薬は血糖値を下げるための注射薬であり、含まれる有効成分であるインスリン リスプロは細胞にブドウ糖を取り込んで貯えたり、エネルギーに変えて血糖を下げる働きがあります。
ヒューマログペンは皮下から迅速に吸収され、作用持続時間が短い特徴があります。
投与は食事直前(15分以内)に行うようにしてください。
詳細情報
- メーカー
- Eli Lilly
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- アメリカ合衆国
- 効果
- インスリン療法が適応となる糖尿病 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 通常、成人では1回2~20単位を毎食直前に皮下注射するが、持続型インスリン製剤を併用したり、ときに投与回数を増やす。 投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常1日4~100単位である。 必要に応じ持続皮下注入ポンプを用いて投与する。 ※本商品にインスリン薬剤は含まれません。
- 注意事項
- 注射を忘れたときは、医師にご相談ください。 ※2回分を一度に注射しないこと。 注射の仕方はパンフレット等を参考にして、正しく使用してください。 本剤の使用前に、必ず製品と単位数を確認してください。 注射部位は同一とし、注射場所は毎回2~3cmずつ移動してください。 注射した後は揉まずに、軽く押さえる程度にしてください。 ご自身の使っているインスリンの名前と、必要な量を覚えておいてください。インスリンの色や包装も目安となります。 医師の処方した量を守り、自分勝手な判断で変更しないでください。 決められた時刻に忘れずに注射してください。 風邪や下痢など、たとえ些細な病気であっても血糖のコントロールに影響を与えますので、必ず医師の指示をお受けください。 低血糖症状が起こることがあります。 本剤の使用中は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。 インスリンの用量が不足すると、高血糖症状を起こすことがあります。 目が見えにくいなどの症状が生じたときは、医師にご相談ください。 インスリンは冷蔵庫で保管してください。ただし、短期の旅行などの場合は、室温保存でも構いません。 ペン型インスリン注射器は装着後に冷蔵庫に入れると故障の原因となるため、室温で保存してください。 注射器は缶などの密封容器に入れて、危険のないように捨ててください。 注射針は針ケースをつけて、しっかりしたプラ容器類などの可燃性容器に入れてください。さらにポリ袋に入れた上、大きなごみ袋に入れるなど衛生的処理をすることで、一般ごみと一緒に捨てることが出来ます。また、医療機関へ持参する場合も、同様の処理をしてください。 ■以下の方は本剤を使用しないでください。 低血糖症状を呈している方 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
- 副作用
- 蕁麻疹、高血糖、血糖値上昇 低血糖(脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)等)、アナフィラキシーショック(呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身の発疹等)、血管神経性浮腫などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- 本体と専用ケース、取扱説明書(インスリン薬剤は含まれません。)
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