オンジェンティス
オンジェンティスは、パーキンソン病の日内変動を改善するための薬であり、COMT阻害剤として効果的な成分であるオピカポンを含んでいます。
レボドパ含有製剤を長期投与することにより、症状の進行や作用時間の変化が引き起こされる「wearing-off現象」を抑えるために使用されます。
欧州では2016年から、日本では2020年から販売が開始されました。
詳細情報
- メーカー
- Bial
- 内容量
- 1箱10カプセル
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- ポルトガル
- 効果
- レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩との併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(wearing-off現象)の改善 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 本剤は、レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩と併用する。通常、成人にはオピカポンとして25mg(0.5カプセル)を1日1回、レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩の投与前後及び食事の前後1時間以上あけて経口投与する。
- 注意事項
- 飲み忘れに気付いた際は、その薬は飲まずにとばして、次の決められた時間帯に服用してください。 ※2回分を一度に服用しないこと。 本剤は、生活習慣やレボドパ含有製剤の投与時間帯等を考慮して、1日1回、毎日同じ時間帯(就寝前等)に服用するようにしてください。 本剤は症状の日内変動(wearing-off現象)が認められるパーキンソン病にのみ使用してください。 本剤はレボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩による治療において、十分な効果の得られない場合にのみ使用してください。 本剤は自己判断で使用を中止したり量を加減したりせず、医師の指示通りに服用してください。 前兆のない突発的睡眠、傾眠、起立性低血圧、めまいがあらわれることがあるので、本剤の服用中は車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。 本剤には併用に注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や新たに使用する場合は、必ず医師又は薬剤師にご相談ください。 持病のある方や、高齢の方は、本剤使用前に必ず医師又は薬剤師にご相談ください。 妊娠中・妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、本剤使用前に必ず医師にご相談ください。 子供の手の届かないところに保管してください。 直射日光と湿気を避けて、涼しい場所に保管してください。 ■以下の方は本剤を使用しないでください。 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方 褐色細胞腫、傍神経節腫又はその他のカテコールアミン分泌腫瘍のある方 悪性症候群又は非外傷性横紋筋融解症の既往歴のある方 重度肝機能障害(Child-Pugh分類C)のある方
- 副作用
- 便秘 ジスキネジア、幻覚、幻視、幻聴、譫妄、傾眠、突発的睡眠などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- Opicapone 50mg オピカポン 50mg
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