普通銀行業務
主任の年収は500万円で、係長は700～800万円、代理は900～1000万円、課長・次長は1000万円～1100万円、支店長は1100～1200万円とされています。
昇進のペースが遅くなっていることや、難易度が高まっていることもあります。
また、本部では人員削減が進行中であり、支店数も減少する見込みです。
このような状況から、上のポストが少なくなるため、昇進の速度や難易度を調整せざるを得ない状況です。
さらに、残業時間を最小限に抑える方向への動きが強まっており、全体的に年収が減少している傾向が感じられます。
以前は代理で1000万円を超える例も多かったですが、現在ではそのようなケースは稀と言えるでしょう。
近年の銀行業界は残業が少なくなり、付き合い残業もほぼない環境です。
仕事と趣味を両立しやすい職場であり、有給休暇も年10日取得できるので、ストレスなく働くことができます。
連続休暇の5日も必ず取得しなければならないルールがあるため、土日と平日をつなげて9連休を取ることも可能です。
また、男性も育児休暇を最大5日間取得できるなど、働き方に柔軟に対応している点も感じます。
特に銀行は女性にとって働きやすい職場であると言えます。
働き方改革により、最近は残業時間が短くなり、有給も強制的に取得するようになっています。この変化自体は良いことだと思いますが、営業職でも個々人によって仕事量が異なる現状があります。
仕事がしたくても残業できず、有給を取らなければならないことでストレスがたまる場面が増えています。その結果、仕事ができなくなったり、顧客に迷惑をかけることにつながってしまいます。頑張れば頑張るほど負のスパイラルに陥る人も少なくありません。
良い人が集まっている部署であれば、ストレスを軽減させることができるかもしれませんが、そういった部署は稀です。上司や経営陣が何を考えているのか理解できない状況下で、責任の重い仕事を担う社員が孤立してしまうことがあります。ワークライフバランスに配慮が欠けている環境では、他者に銀行を勧めるのは難しいと感じています。
入社してから10年が経ち、働く環境は大きく改善されました。
以前は毎日20時から21時近くまでの残業が当たり前であり、月に30時間までしか残業できない制限もあったため、勤怠記録をごまかし、サービス残業も行われていました。
現在は基本的に残業は19時までとされ、遅くまで働く支店は評価される傾向に変わり、残業が制限されるようになりました。
また、休暇制度も以前より改善され、1日単発の有給取得や産休・育休を取得できる制度が充実しています。
変わりつつあるとはいえ、昔ながらの人はまだまだいます。
どこの組織でもパワハラ系の支店長や仕事をしない上司が1人いるだけで雰囲気が悪化することもあります。
支店ごとに当たり外れが大きい傾向があるようです。
最近は、成長して戦力になってほしい若手社員が努力不足で不満ばかりを抱えているケースも増えてきています。
ただ、支店ごとの人数削減の影響で辞められることを避けるために厳しく指摘することが難しい現実もあるようです。
やはり、たくさん資格などを取れることができるので、自分のためになります。
また、金融のプロフェッショナルになれるので、自分の成長につながるのでとてもいいと思います。
キャリア開発としては、頑張れば評価に繋がるので、自分を成長させることができるチャンスです。
大企業等、上を見るとキリはないですが、世間一般の企業に比べれば、給与水準は良い方だと思います。
他の銀行では賞与カットも行われていますが、そのようなことはありません。
縁故採用組が重用される銀行もあるようですが、そのようなしがらみもありません。
真面目に成長しようと努力していけば、年収1,000万円に到達できると思います。
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大企業や、他の銀行に比べて、給与水準は高めだと感じます。
努力次第では、年収1,000万円に達する可能性もあるようです。
人事評価によって大きく給与が上がるということもないため、仕事ができる人ほど給与水準の満足感は低いかもしれません。
また、昔に比べ残業時間に厳しくなっている一方で、仕事は多品種化し密度が上がっており、実質的には給与水準は下がっているとも言えます。
福利厚生面では、家賃補助等の制度はないため、給与の額面ほど生活に余裕があるわけではありません。
行員の住宅ローンに対する審査が非常に厳しく、相当な自己資金がないといけませんし、金利も高い水準で借りさせられます。
