ゆっくん
精肉の加工現場で仕事はキツく臭いもキツく周りの人は皆研修生で日本語通じず身振り手振りと少しの片言の日本語で教えられ、何とか唯一の日本人同期と日々がんばっていた。
ある日嫌な上司が友達に対して無理な要求をして怒鳴り散らされ、残業後に雑談しながら帰宅を試みている私がその様子を目撃した。
友達はそれ以降つれなくなり、数日経ってから突然「私には向いてない」と辞めることを決意した。
私はこの不愉快な状況を主任に報告したところ、「同様の苦情は過去にもありますが、厳重注意はするよ」と返答された。
その後も上司は変わらず偉そうにしているけれど、私たち同僚は団結し、仕事に打ち込んでいった。