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化学物質はなぜ嫌われるのか ‾「化学物質」のニュースを読み解く (知りたい!サイエンス 33)
説明
この商品は『化学物質はなぜ嫌われるのか ‾「化学物質」のニュースを読み解く (知りたい!サイエンス 33)』という本です。
化学に縁がない人を救います。
文系にこそ読んで欲しい。
情報を判断する基準なる上に分かりやすい。
理系も、広領域の知識を得るのに良い。物足りないと感じたらここの内容をきっかけに教科書を開くことができそう。
情報を判断する基準なる上に分かりやすい。
理系も、広領域の知識を得るのに良い。物足りないと感じたらここの内容をきっかけに教科書を開くことができそう。

1年前
英樹
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「毒」と「薬」は裏表一体であることがよく理解できました。マスコミの情報は商業的な要素があり、断片的な内容が多いため、著者のような総合的な分析が必要です。
元公立高校の化学教諭です。生徒たちは実験が楽しそうでしたが、化学の理論計算や複雑な有機化合物の覚えることにはウンザリしていました。そこで、この本の内容を活用し、情報提供を行っていました。大学では、ベンゼンを出発物質に使い、サッカリン(当時は広く認められていた甘味料)などを合成する学生実験も経験しました。化学系の学科では、多くの場所で同じような有機化学実験の授業を受けるはずです。また、特に化学系学科の卒業生が発癌率が高いというデータは存在しないと思います。人間にとって必要不可欠な塩でも致死量があることは周知の事実です。この本で批判されている「食品の裏側」も読んだことがありますが、公正な評価だと感じます。著者も指摘しているように、マスコミは売れる情報を提供しなければ商売にならないため、情報が偏りがちです(だから文屋と言われることがあります)。批判的に評価する場合でも、さまざまな情報源を得て自己判断をすべきです。科学的思考力を高めるためにも、優れた著作と言えるでしょう。

1年前
阿部 あすか
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科学リテラシーの最新情報をお知らせします。
「ダイオキシンは猛毒なのか?」や「DDTやサリドマイドが近年再評価されている」という興味深いエピソードを紹介した本です。ただし、トンデモ本ではありません。著者は化学物質の有用性と危険性を公平かつ冷静に評価し、人類にとって役立つ使用方法を提案しています。著者のScience literacy向上への情熱が伝わってきます。

1年前
anonymous
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