入社5年目の園長ですが、園の運営はぼろぼろです。
若い園長は母体の理事長からの指示をそのまま受けて実行するため、各保育園の状況など無視され、コロナや他のウィルスで園の閉鎖ぎりぎりの状態でも行事をおこなっていました。
言いなりの状況なので、先生方も言われたとおりに動かなければなりません。
特に酷いのは、先生方が複数病気になっても人数の補充をしないで園を運営することです。
事故が起きるのではないかとヒヤヒヤしていました。
1年目から責任感のある仕事を任されますが、容赦なしの中、フォロー体制も整っていません。
サービス残業や持ち帰り仕事は当たり前で、全ての作業時間から時給換算すると最低賃金を大きく下回っていました。
また、コロナ禍での法人の対応は、職員を切り捨てるものでした。
熱が出て不安な中、PCR検査を受けてはいけないという指示があり驚きました。
検査により陽性が判明したら臨時休園が避けられなくなるからとのことでした。
信用ができなくなり、退職に至りました。
法人は家賃手当として約8万円を支給していますが、実際には自治体からの補助金です。
それにも関わらず、家賃手当分を考慮して基本給を低く設定しているため、他業種と比較して年収が低い状況は変わっていません。
他の法人に比べ、行事や手作りの制作物に拘ることが多いため、保育士の負担は大きいです。
それでもやりがいを感じることができる一方で、休日も無給で働かなくてはならない点が不満です。
3年間勤務していました。
休憩時間が一切なく、昼食は園児を見ながら10分以内に食べなければ怒られます。
体調不良やストレスでお困りの先生も多く、何度か園長に改善を求めましたが、10分間の休憩を1週間だけ与えられただけで、その後は再び休憩がなくなってしまいました。
午睡中も常に移動が続き、掃除や消毒、会議や行事の打ち合わせをしなければならず、忙しい日々でした。
園庭の草むしりや遊具の清掃も毎日社員の仕事となっており、大変な状況でした。
給与明細が間違っていることがよくあるので残業や勤務日数を把握する必要があります。
勤務時間後にタイムカードで退勤をしてから清掃をする決まりで毎日無償労働ですし、休憩時間も全くないため、給与が非常に低く感じます。
驚いたのはボーナスの制度です。
体調不良（園内での事故）で1ヶ月の休暇を取った際、ボーナス支給時にその月に出勤していなかったため、半年分のボーナスが0になってしまいました。
同様に産休中の先生も、「あと一ヶ月いられたらもらえたのに残念だったね」と園長から言われ、ボーナスを受け取れませんでした。
これに対する労いもなく、園の運営に失望しました。
入社前は福利厚生がしっかりしているとアピールされていましたが、現実は大きく違っていました。
保育士向けに関東の自治体は住居手当を出しています。しかし、これはあくまで自治体の施策です。
その自治体からの支援を受けるためには、法人が決めたルールから外れると受けられなくなります。
