オカザキ
会社経営者は非常にわがままで、自分の意志通りにならないと苛立ちを露にしました。
従業員達は彼の振る舞いに呆れ返り、内心ではクスクス笑っていました。
領収書を持っている従業員から乱暴に取り上げ、会社の費用に計上して自身の財布に入れます。
返金を求めると「後でやる!」とだけ言います。
会社に訪れる取引先の営業マンを、機嫌が悪いからと手荷物で送り返すのは日常茶飯事です。
電話が鳴っても都合が悪いと出ない理由は、「居留守」を使う従業員のせいにして、その後説教されます。
状況を逆転させることは難しく、結局自分が涙することばかりです。