新卒入社の場合は大阪本社にて3泊4日の新入社員研修がある。
基本的なビジネスマナーや調査業界の勉強、調査の種類やアポの取り方等を学ぶ機会があった。
レポートの作成はExcelがメインでたまにPowerPointを使用していた。
そのため、グラフ作成やスライド作成等基礎的なパソコンスキルが身につく。
また、場合によってはクライアントへの報告会があるため、プレゼンテーションスキルも磨ける。
年数を重ねるうちにクライアントから調査をお願いされることも増えていき、自分の得意な分野(業界)が見えてくる。
様々な業界や事業部長クラスの人の話を聞ける機会が若手のうちからあるため、仕事に対する広い視野を持てるようになる。
給与は20代のうちは自動的に昇給していく。
そこに自分で営業を行い調査を取ってきたりすると賞与に上乗せされる。
福利厚生に関して、大阪本社ではフリードリンクが設置されている。
一方、東京支社にはフリードリンクはないが、ポット、電子レンジ、冷蔵庫など最低限の設備が揃っており、食事に困ることはない。
また、2年に1度程度のペースで社員旅行があり、西日本を中心に1泊2日のバス旅行が行われていた。
東京支社の社員は新幹線で新大阪へ向かい、少し手間はかかるもののそこからバスに乗車する。
一般社員は20代から30代前半の人が多く、昼休みや終業後にご飯を食べたり話をする機会が多かった。
上長は質問や相談があればきちんと答えてくれるため、仕事は進めやすかった。
また、長期の調査になると定期的に進捗報告のミーティングを設けていたため、上長とリサーチャーの間で齟齬がないよう調査内容や進捗の擦り合わせができた。
東京支社のオフィスはこじんまりとしていたが清潔に保たれており、業務時間中は静かだ。
調査は個々の調査員のスケジュールによって決まるため、同じ業界や分野の調査を継続するわけではない。
その結果、業界や分野での知識の蓄積が一定しない場合もある。
他人の仕事に依存する限り、このような知識の蓄積は難しいため、自ら主導して仕事を見つけてくる必要があります。
