プレドニゾロン(プレドニンジェネリック)
プレドニゾロンは合成副腎皮質ホルモン剤であり、炎症やアレルギーを抑えるための薬です。
体内に不足している副腎皮質ホルモンを補う効果もあります。
プレドニゾロンに含まれている有効成分はステロイドであり、抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用などを持ちます。
さまざまな科の各種疾患の治療に使用されますが、原因そのものを治す薬ではありません。
詳細情報
- メーカー
- Mylan
- 内容量
- 1箱30錠
- 使用対象
- 男女兼用
- 製造国
- オランダ
- 効果
- 内科・小児科領域 (1)内分泌疾患:慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体性、医原性)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺中毒症〔甲状腺(中毒性)クリーゼ〕、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症 (2)リウマチ疾患:関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、リウマチ性多発筋痛 (3)膠原病:エリテマトーデス(全身性及び慢性円板状)、全身性血管炎(高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、強皮症 (4)川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合) (5)腎疾患:ネフローゼ及びネフローゼ症候群 (6)心疾患:うっ血性心不全 (7)アレルギー性疾患:気管支喘息、喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)、薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病 (8)重症感染症:重症感染症(化学療法と併用する) (9)血液疾患:溶血性貧血(免疫性又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血、凝固因子の障害による出血性素因 (10)消化器疾患:限局性腸炎、潰瘍性大腸炎 (11)重症消耗性疾患:重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む) (12)肝疾患:劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)、胆汁うっ滞型急性肝炎、慢性肝炎(活動型、急性再燃型、胆汁うっ滞型)(但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続する難治性のものに限る)、肝硬変(活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの) (13)肺疾患:サルコイドーシス(但し、両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く)、びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む) (14)結核性疾患(抗結核剤と併用する) 肺結核(粟粒結核、重症結核に限る)、結核性髄膜炎、結核性胸膜炎、結核性腹膜炎、結核性心のう炎 (15)神経疾患:脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)、末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)、筋強直症、重症筋無力症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、小舞踏病、顔面神経麻痺、脊髄蜘網膜炎、デュシェンヌ型筋ジストロフィー (16)悪性腫瘍:悪性リンパ腫及び類似疾患(近縁疾患)、多発性骨髄腫、好酸性肉芽腫、乳癌の再発転移 (17)その他の内科的疾患:特発性低血糖症、原因不明の発熱 外科領域 副腎摘除、臓器・組織移植、侵襲後肺水腫、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲、蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む) 整形外科領域 強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎) 〇 産婦人科領域 卵管整形術後の癒着防止、副腎皮質機能障害による排卵障害 〇 泌尿器科領域 前立腺癌(他の療法が無効な場合)、陰茎硬結 〇 皮膚科領域 △印の付されている効能・効果に対しては、外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること △湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)、△痒疹群(小児ストロフルス、蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む)(但し、重症例に限る。また、固定蕁麻疹は局注が望ましい)、蕁麻疹(慢性例を除く)(重症例に限る)、△乾癬及び類症〔尋常性乾癬(重症例)、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群〕、△掌蹠膿疱症(重症例に限る)、△毛孔性紅色粃糠疹(重症例に限る)、△扁平苔癬(重症例に限る)、成年性浮腫性硬化症、紅斑症(△多形滲出性紅斑、結節性紅斑)(但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る)、IgA血管炎(重症例に限る)、ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群〔開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病(眼症状のない場合)、リップシュッツ急性陰門潰瘍〕、レイノー病、△円形脱毛症(悪性型に限る)、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、先天性表皮水疱症、帯状疱疹(重症例に限る)、△紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、顔面播種状粟粒性狼瘡(重症例に限る)、アレルギー性血管炎及びその類症(急性痘瘡様苔癬状粃糠疹を含む)、潰瘍性慢性膿皮症、新生児スクレレーマ 〇 眼科領域 内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎)、眼科領域の術後炎症 〇 耳鼻咽喉科領域 急性・慢性中耳炎、滲出性中耳炎・耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、血管運動(神経)性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、食道の炎症(腐蝕性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法、難治性口内炎及び舌炎(局所療法で治癒しないもの)、嗅覚障害、急性・慢性(反復性)唾液腺炎 ※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
- 用法
- 通常、成人にはプレドニゾロンとして1日5~60mg(20mg錠の場合:0.25~3錠、30mg錠の場合:0.17~2錠)を1~4回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、悪性リンパ腫に用いる場合、抗悪性腫瘍剤との併用において、1日量として100mg/㎡(体表面積)まで投与できる。 川崎病の急性期に用いる場合、通常、プレドニゾロンとして1日2mg/kg(最大60mg)を3回に分割経口投与する。
- 注意事項
- 飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分の服用はしないでください。 ※2回分を一度に服用しないこと。 医師の指示どおりに服用してください。勝手に服用を中止しないでください。 胃腸障害などがあれば必ず医師・薬剤師にご相談ください。 本剤を服用中は、水痘または麻疹の感染を避け、感染したときは必ず医師・薬剤師に相談してください。 他の医師に診てもらうときは、この薬を飲んでいることを申し出てください。 生ワクチンまたは弱毒性ワクチンを接種するときは必ず医師・薬剤師にご相談ください。 本剤の服用中にグレープフルーツジュースは一緒に飲まないでください。 本剤の服用中にアルファルファ、エキナセア、カンゾウを一緒に摂らないでください。 ■以下の方は本剤を使用しないでください。 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方 デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中の方
- 副作用
- 発疹、月経異常、クッシング症候群様症状、下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、腸管嚢胞様気腫症、縦隔気腫、多幸症、不眠、頭痛、めまい、易刺激性、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、網膜障害、眼球突出、白血球増多、ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、脂肪織炎、発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減、尿路結石、創傷治癒障害、皮膚・結合組織の菲薄化・脆弱化 誘発感染症、感染症の増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチー、緑内障、後嚢白内障、中心性漿液性網脈絡膜症、多発性後極部網膜色素上皮症、血栓症、心筋梗塞、脳梗塞、動脈瘤、硬膜外脂肪腫、腱断裂などの症状が現れる場合があります。 その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
- 成分
- プレドニゾロン・マイラン(PrednisolonMylan)20mg Per Tablet Contains: Prednisolone 20mg. 1錠中:プレドニゾロン 20mg プレドニゾロン・マイラン(PrednisolonMylan)30mg Prednisolone 30mg プレドニゾロン 30mg
レビュー
みひろ
我が家では、プレドニンは万能薬として使われています。
愛犬が皮膚病で病院に行くと処方され、喘息の私や緑内障の母も毎日服用しています。
傷口から感染が起こりやすいため、治りかけの頃に抗生物質の代わりにプレドニンを服用するようにしています。
病院での処方は数を間違えたりなくしたりしないように注意し、再度処方箋をもらうこともありませんが、常備しておくことで助かっています。
長期的な使用に関しては、確認が必要ですが、アレルギー鼻炎や関節リウマチ、気管支炎、傷の治癒促進などに限定して使用していると早い回復を実感しています。
ただ、免疫力を高めようとして過度な栄養摂取を伴う場合は、1週間で数キログラム体重が増加することもあるため、食事には十分注意する必要がありますね(*´∀`)。
ぽにょたん
プレドニンを喘息の症状が酷い時に使用しています。
30mgですが、半分に割って朝晩2回服用しています。
また、4分割することで1日3回に分けて服用することもあります。
症状の重さに応じて用量を調整しています。
このコロナの期間中、点滴治療を受けずに症状が抑えられるため、非常に助かっています。
体のかゆみがある方にも、少しの処方量から試してみることは一考です。
病院でまだ処方された経験がない方は心配事もあるかと思いますが、私にとっては必要不可欠な薬なので定期的に継続しています。
ぺす
プレドニンは何度も助けられました。
風邪や喘息の症状がひどくなった際に必要な点滴を医師から処方してもらえるため、常備しておくことで安心感があります。
自分でも医者に行かないとダメかなと思う時に1錠飲みます。
最大量の処方経験もあるので、1錠程度では安心して飲むことができ、効果も素晴らしいです。
プレドニンは様々な面で役立ちます。
医師は必要な量しか処方してくれませんし、常備が難しい薬なので、こちらで取り寄せできるのは本当に助かります。
また、私の飼っている犬はアレルギーが出やすく、よくかゆがるため、体重1キロあたり1mgの計算で朝晩に半量ずつ与えています。
少し食欲が増して太りやすくなるので注意が必要ですが、それでも母は緑内障の受診先で毎日0.5mgを処方されており、太ることなく普通に過ごせています。
血液検査には毎月通っているため、長期的な服用が可能です。
私自身も頭痛時にバファリンのように飲むことができるため、本当に助かっています。
しんのぢ
私は猫の治療に使用していますが、投薬方法は治療内容によって変わります。
体重1kgに対して○○mgという感じです。
費用対効果がよいのもこの薬の良いところで、長期間の使用には注意が必要です。
知識のない方は必ず獣医の指示を仰いでください。
とんたん
プレドニゾロン・マイラン30mgを1週間飲み続けた結果、効果がありました。
私にとって非常に良いです。
リウマチの痛みはボルタレン100mgを朝夕2回飲んで何とか普段の生活ができるくらいになりましたが、現在ではまったく問題ありません!関節通の不明瞭な痛みもほとんど感じません。
尋常性乾癬の皮膚は以前は毎日ピンポン玉の半分くらいのかさぶたがあったのですが、現在は3日に一度の掃除でもほとんどかさぶたがありません。
おかげ様で27年ぶりの滑らかな肌の感覚が戻ってきています。
オテズラよりも断然良いです。
副作用の心配から、寝る前に1錠だけ飲んでいます。
免疫に関連する症状に本当に効果を感じています。
ただし、最近は副作用のムーンフェイス?ということで、ちょっと顔、特に顎下がふっくらしてきた気がします。
現在の状況を1週間読んでから、半錠に減らすか増やすかを決めてみます。
効果がより顕著に現れるため、これからも1週間ごとの増減やストップ期間を設けて上手に飲むつもりですね。
ショコタン
持病の喘息発作が酷い時には、必要最低限の錠数で処方されていました。
飲み方に注意が必要なため、その先生の考え次第では処方が出ないこともありました。
薬の取得が難しい上に、理解していますが、家に常備したいです。
発作で苦しみ泣きながら病院に行ってから薬を手にするのは遅すぎます。
特にこの冬は、高確率で苦しくなる前触れを感じています。
そんな時にプレドニンを予防的に摂取すると、重度の発作のリスクが減ります。
ストックを導入して以来、点滴を受けに行くような発作が抑えられ、本当に助かっています。
以前は月に2回の発作で点滴を受けていましたが、今は半年以上も病院に行かずに済んでいます。
ただ、太りやすくなります。
それでも、発作の起こらない快適な日々を過ごせることは幸せです。
さとちん
病院でもらうより楽なのでとてもよいです。
いざというときのために準備しておきます。
飲んでいる間は肌がきれいになります。
→ 病院の代わりに手軽に入手でき、非常時に備えるのに素晴らしいです。
摂取することで美肌効果が得られます。
そうべい
好酸球性中耳炎で使用していることお伝えします。この薬は1錠あたりの量が30mgもありますので、ピルカッターを使って6分割しています。1日1回、ざっくり5mgずつ服用しています。6日間の摂取量は最大でも同じですので、自己責任ですが、体調に応じて大きめと小さめの粒を使い分けています。6等分するのは難しいですからね。
ステロイドによる骨粗鬆症対策として必ずビタミンDとカルシウムも同時に服用しています。
のりくん
コロナ後は飲んでいませんが、アレルギー薬を服用しています。
ただし、症状が抑えられない場合に限りです。
免疫力の低下による感染リスク上昇を心配しているため、現在は薬を飲んでいません。
しかし、以前服用した際には効果を感じました。
- 1
- 2
レビューを投稿
